防災の水は1日1人当たりどのくらいの量が必要?何日分?

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防災グッズを準備する上で必ず必要なのが「水」です。
災害で水が止まってしまうと生活に支障が出やすいので、しっかり用意しておく必要があります。

ただ、「どれくらいの量を用意すればいい?」と、迷ってしまうこともあると思います。ここでは防災のために水を用意するときに必要な量や、ライフラインの水が復旧する期間について紹介します。

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防災の水の1日1人あたりの必要な量は?

防災の水は、「1日1人あたり3リットル」が目安とされています。
これは飲料水としてだけでなく、生活のために汚れを洗い流すためなどに使うためです。

もちろんですが、家族の人数が増えるほど、何日分の水を用意するかによって量は変わります。表に必要な量をまとめてみたので、参考にしてほしいと思います。

1人 2人 3人 4人
1日分 3L 6L 9L 12L
3日分 9L 18L 27L 36L
5日分 15L 30L 45L 60L
7日分 21L 42L 63L 94L

上の表を見ると、家族の人数と日数が多いと、かなりの量が必要になることが分かると思います。4人家族で1週間となると94Lも必要で、さすがに準備できないことが多いです。できるだけ用意できる分を備えておきましょう。

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防災の水は何日分の量を用意するべき?

「水の必要量は分かったけど、何日分用意しよう・・」と迷うこともあると思います。

ここで参考になるのが、2013年に国内で行われた「中央防災会議」という会議です。この会議では、今後くることが予想される「南海トラフ巨大地震」に向けて、どう対策するかが話し合われました。

この会議によると、「生活に必要なものを1週間分以上、準備しておくことが大切」とまとめられています。

2013年までは「3日分用意すればいい」と言われていました。ですが、今はよりしっかりと準備する必要があるとされています。より大きな災害に備えるためにも、1週間を目安に準備しましょう。

ちなみに内閣府が作成した資料はこちらです。ひと通り読んでおくと参考になると思います。
南海トラフ巨大地震 被害想定と対策

ライフラインの水はどのくらいで復旧する?

用意する水を、「ライフラインの復旧に合わせて用意したい」と考えることもあると思います。

災害のときにどのくらいの期間で水や電気などのライフラインが復旧するかは、状況によります。ただ、2011年に起きた東北の大地震(東日本大震災)では、水は「7〜10日で復旧した」という例が多く見られました。

もちろんその間に給水車も周辺地域からやってきます。このことからも、「1週間」を目安に準備するのが良いといえます。

まとめ:防災のために水はしっかり備蓄を!

以上、防災の水についてご紹介してきました。

  • 必要量の目安は1日1人分で3リットル
  • 1週間分を基準として用意を

最初にもお伝えしましたが、水はとても大切です。ぜひしっかり準備しておいてくださいね。

また、水はスペースを取るので保管場所に迷うこともあると思います。これについても別記事で書いているので、参考にしてほしいと思います。

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