防災のために水を用意するときに困るのが「どこに置こう・・」ということ。
水はスペースを取るので保管場所が気になったり、すぐに取り出せるところに置いておきたいですよね。
そこでここでは、水の置き場所について解説しています。
「家の物置き・収納」「倉庫」「車」それぞれで解説しているので、参考にしてくださいね。
防災用の水の置き場には階段下の物置きや床下収納がおすすめ
物置き、床下収納のメリット
- 直射日光を避けられる
- たくさん収納できる
物置き、床下収納のデメリット
- 取り出しにくいことがある
防災用の水の置き場所としておすすめなのが、家の階段下の収納や床下収納です。
階段下なら玄関の近くにあるので、すぐに取り出して持っていくことができます。床下収納もぱっと開いて持っていけるので、手間はかからないはずです。
また、これらの場所は日光を避けられるのもポイント。
防災用の水は長期保存ができるようになっていますが、なるべく高温多湿は避けたほうが良いです。保存がききやすいことからも、物置きや床下収納はおすすめです。
防災用の水の置き場として、断熱性の倉庫での保管も良い
断熱倉庫のメリット
- たくさん収納できる
- ひとまとめにして置いておける
断熱倉庫のデメリット
- これから購入する場合、費用がかかる
断熱性の倉庫がある、もしくは購入予定の場合は、倉庫に保管するのもおすすめです。
ただし、「断熱性」であることがとても大切です!
上でもお伝えしたように、水は劣化してしまうことがあります。
「保存しておいたはいいけど、飲めなくなってしまっていた」ということがあるので、良い環境で保存しておく必要があります。
単なる倉庫では、中が夏場などにとても暑くなってしまいます。これでは水はすぐに悪くなってしまいます。必ず断熱性の倉庫に入れましょう。
最近は防災意識が高まっている人が多く、断熱性の倉庫も安価に購入できるようになってきています。置くことを考えてみるのもおすすめです。
車は防災用の水の保管場所として適さない
車のメリット
- 非難時に積み込まなくて良い。時間短縮
- 家の中が地震で被害を受けても取り出しやすい
車のデメリット
- 夏場は水が劣化しやすい
- 車によっては積み込める量が少ない
防災用の水の置き場として、車もよく考えられる場所です。ただ、車での保存は気を付ける必要があります。理由は「夏場が暑く、水が劣化しやすいため」です。
夏場の車内はとても暑く、水を保存しておくと劣化が早いです。クーラーボックスに入れておいたとしても、長期間車に放置するとボックス自体がダメージを受けます。そのため、あまり意味がありません。
ただ、夏以外の季節には涼しくなるので、夏場だけ移動させて保管するのは良いと思います。かなり手間ですが(汗)
車はすぐに移動できますし、車で非難するときに積み込まなくて良いので、すぐに逃げられます。そのため、保管場所として検討したくなるのも分かります。全てを保管するには適しませんが、用意している一部を車に置いておくのは良いと思います。
2〜3カ所に保管しておくのも良い
このように、「家の物置き・床下収納」「倉庫」「車」が主な保管場所としてありますが、ひとつの場所に保管しないといけない決まりはないです。そのため、複数の場所に分けて保存しておくのも良いです。
物置き+車
倉庫+車
というように保管場所を分けておくと、もしものときにもより安心です。
まとめ:防災用の水は置き場所をしっかり考えよう
ここでは防災用の水の置き場所について紹介してきました。
内容をまとめておきます。
- おすすめは物置き・床下収納
- 費用をかけられるなら倉庫もおすすめ
- 車はサブとして、夏場を避けて一部を保管するのはOK
- 複数の場所に分けて保管を
水は災害のときにはとても大切です。ぜひしっかり考えて保管してくださいね。