低気圧で体調不良になる理由はなぜ?関係する4つの原因

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台風などの「低気圧」のときに、体調不良になることがあると思います。
低気圧と体調は関係があると感じていても、「その理由がなぜなのか分からない」ことがあると思います。

そこでここでは、「低気圧で体調不良になる4つの理由」を紹介します。
原因を知ることで対策もしやすくなります。参考にしてくださいね。

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低気圧で体調不良になる4つの理由・原因

低気圧で体調不良になる理由は、大きく次の4つです。

  • 「副交感神経」の働きが活発になるため
  • 血管が膨張しやすくなるため
  • 空気中の酸素が薄くなるため
  • 低気圧では天気が曇りや雨になりやすいため

人によって体質には個人差があります。そのため、上のどの原因が一番体調不良に影響するかは違います。それぞれを詳しく解説していきます。

「副交感神経」の働きが活発になるため

人の体内には「交感神経」と「副交感神経」があります。この2つは真逆の役割を持っています。

交感神経は人を活発にさせます。心臓の心拍数・血圧・汗の出る量、これら全てが上がります。
副交感神経はこの逆です。上の3つが全て下がります

低気圧になると副交感神経が働きやすくなります。そのため、人の身体は「落ち着いた状態」になります。そのため「だるさ・眠気・うつ」などを感じやすくなります。

血管が膨張しやすくなるため

低気圧になると、血管が膨張しやすくなります。

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いきなりですが、登山をイメージしてみてください。リュックに入れたポテトチップスの袋は、山頂ではパンパンに膨らみます。山頂では気圧が低くなっています。ポテチの袋が膨らむのは、「袋内の空気の気圧が高く、低気圧である外に向けて膨張するため」です。

これと同じことが血管でも起こります。外気が低気圧になることで、血管が膨らみやすくなります。血管が膨らむと、体内を流れる血液の量が急に増えます。この変化に人がついていけず、体調を崩してしまいます。

また、血管が膨らむことで体内のほかの部分を圧迫してしまい、頭痛が生じることがあります。

空気中の酸素が薄くなるため

低気圧では、空気中に含まれる酸素が薄くなります。

これも登山をイメージすると分かりやすいです。山頂では空気が薄く、酸素ボンベを当てることがあります。これも山頂が低気圧であるためです。

台風などの低気圧が来ることで酸素が薄くなり、身体が良い状態を保てなくなります。そして「動機・めまい・息苦しさ」につながります。

低気圧では天気が曇りや雨になりやすいため

直接の原因ではありませんが、低気圧では天気が曇りや雨になりやすいです。

こうした天気では、なんとなくどんよりした気持ちになることがあると思います。これも体調不良になる原因です。「なんかいやな天気だなあ」とずっと考えていると、身体もどんより落ち込んできてしまいます。

低気圧で体調不良になる理由・原因を知って対策を立てよう

このように、低気圧で体調不良になる理由は4つあります。どれも低気圧になると大きく関係するので、ぜひ知っておいてほしいと思います。

原因を知ったら、体調不良を改善する方法も知っておくと良いです。
低気圧の代表的なものに「台風」があります。台風時の急な体調不良への対策方法を別ページで紹介しているので、参考にしてくださいね。普通の低気圧のときにも参考になると思います。

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