老人ホームやデイサービスセンターなどの高齢者施設では、秋に「秋祭り」を開催するところは多いです。
スタッフとしては、どんな企画にしようか悩むところ。
入居者さんに喜んでもらいたいし、かといって、あまり手の込んだ企画だと正直大変です(笑)
そこでここでは、高齢者施設で開催するのにおすすめの秋祭り企画を7つ紹介します!
幼稚園・保育園・小学校の子供によるダンス
秋が始まる9月には「敬老の日」があります。
秋祭りが敬老の日の前後なら、幼稚園児や保育園児、小学生の子供によるダンス企画はおすすめです。
高齢者の方は子供がとても大好き。
かわいい子供が頑張って披露してくれるダンスは、きっと高齢者の方も喜んでくれますよ^^
地域の幼稚園や保育園、小学校に連絡をして、協力してもらえないかを相談してみると良いと思います。子供の敬老の日の教育にもなるので、積極的に協力してくれる可能性は十分あります。
施設スタッフによるダンス・踊り
施設スタッフによるダンスや踊りもおすすめです。
よさこいや人気のアイドルグループのダンスや踊りなどをコスプレをして披露すれば、普段とは違ったスタッフの一面に入居者さんも喜んでくれますよ!
男性スタッフがネタ的にコスプレするのも意外と楽しんでもらえます(笑)
デメリットは、「施設スタッフが練習しないといけない」ところ(笑)
毎日の仕事で忙しい上に踊りの練習が入ると、職場によってはけっこう大変かもしれません。
スタッフも楽しむ気持ちを持って企画できるといいですよね。
バザー
バザーも定番の秋祭りイベントです。
秋晴れの気持ち良い中で開催するバザーは、施設の人だけでなく地域の人達も訪れたりします。
また、入居者さんの中には小物などの手作りが得意な方もいると思います。
そうした方の品物をバザーに出品するのも良いですよね。
ワイワイとにぎやかになりやすいイベントです。
手作りメニューの屋台
屋台も定番の秋祭りの企画です。
ハズレがないのが良いところです。
工夫を凝らすなら、「秋の味覚」を取り入れると良いかもですね。
栗ごはんが定番ですが、梨・柿・さつまいも・ぎんなん・新米もおすすめです。
色んなメニューが考えられるので、施設の食事を作っているスタッフの方と相談して決めるのも良いですね。
秋は夏よりも衛生面の心配がなくなるのも良い所です。
ただ、もちろん気を付ける必要はあるので油断しないでくださいね。
入居者さんに、おいしい秋のメニューを楽しんでもらえると良いですね。
ほかの企画と組み合わせるのもおすすめです。
ボーリング大会
ストライクボーリングセット |
秋といえば「スポーツの秋!」ということで、ボーリング大会はおすすめです。
高齢者の方の中には、「若い頃にボーリングをやっていた」という人もいるはず。
高齢者の方でも扱いやすい軽いボールで、手軽に楽しめるボーリングセットが販売されています。
1,000〜2,000円ほどで用意できるので、予算が決められている場合も開催しやすいです。
トーナメント方式にしたり、チーム戦にしたり、かなり色んなスタイルで楽しめます。
けがの心配もなく、安心して盛り上がれますよ!
ヨーヨー釣り大会
もうひとつゲームとしておすすめなのが「ヨーヨー釣りゲーム」
水を張ったビニールプールにヨーヨー風船を浮かべて、それを釣り上げるゲームです。
ちょうど良い難易度で、高齢者の方も喜んでくれやすいです。
盛り上がって白熱することもけっこうあるので、開催してみるのもおすすめです。
これも手軽に用意できます。
入居している高齢者の方によるダンス・踊り
施設の入居者さんたちの参加型の企画もおすすめです。
ダンスや踊りは見ているのも楽しいですが、「自分で踊りたい!」という人も多いもの。
秋祭りに向けて前もってお題を伝えて、練習して当日披露、という流れで行うと良いですよ。
みんなで楽しみながら練習できて、入居者さんたちの交流にもなり、仲も深まるメリットがあります。
曲は民謡など、高齢者の方が「懐かしいな〜」と思うものを選ぶと良いです。
どの曲がいいか迷った時は、知人のおじいさん・おばあさんに聞くと教えてくれます。また、入居者さんに直接「何がいいかな?」とアンケートを取ってみるのも良いと思います。
高齢者施設での秋祭りは余裕を持って企画を!
以上、高齢者施設での秋祭りにおすすめの企画をご紹介してきました。
どれも盛り上がるので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
秋祭りの企画は時間に余裕を持って準備を始めると、良い内容にしやすいです。
仕事が忙しいかもしれませんが、早めの段階でスタッフ同士で話し合ってみてくださいね。
また、高齢者施設での夏祭りについても別ページで書いています。
こちらも次の年のために、ぜひ参考にしてみてくださいね。