台風がきたときのだるさや眠気の原因と対策

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台風がくると、「だるさ」や「眠気」などを感じやすくなることがあります。
これは、台風による急な気圧の変化が関係しています。

台風がくるたびにこうした症状が出るのはつらいですよね。
そこでここでは、台風によるだるさや眠気の「原因」「対策」「台風の後」について紹介します。

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台風がくると眠気やだるさを感じやすくなる3つの理由

台風がくると眠気やだるさを感じる理由は、大きく分けて3つあります。

  • 体内の「副交感神経」が働きやすくなるため
  • 酸素の濃度が薄くなるため
  • 台風では曇りがちになるため

ここから、それぞれを説明します。

体内の「副交感神経」が働きやすくなるため

台風は「熱帯低気圧」と呼ばれますが、台風がくると低気圧になります。

人の身体には「交感神経」と「副交感神経」という神経があります。

交感神経が働くと、人は活発になります。
心臓が早くなり、汗を出しやすくなります。血圧は上がります。

副交感神経はこの逆です。
心臓はゆっくりになり、汗は出にくくなります。血圧は下がります。

台風がくると副交感神経が働きやすくなり、だるさや眠気を感じるようになるのです。

酸素の濃度が薄くなるため

台風がきて低気圧になると、酸素の濃度が薄くなります。

これは「山登り」をイメージすると分かりやすいです。
山の高いところでは気圧が低いです。さらに、酸素も薄くなります。

これと同じで台風がくると酸素が薄くなるため、貧血になりやすくなります。
身体も酸素が不足しやすくなるため、体内はいわば「節約モード」のような、身体をなるべく休める動きをするのです。
そのため、だるさや眠気が生じやすくなります。

台風では曇りがちになるため

台風では天気が曇りがちになり、薄暗い状態が続きます。
晴れた日の明るい状態だとパッと目を覚ましやすくなりますが、薄暗いと眠くなりやすいです。これもだるさや眠気の原因となっています。

台風による眠気やだるさの対策方法

台風がきたときの眠気やだるさの対策方法は4つあります。

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  • 軽い運動をして、身体を活性化させる。
  • 深呼吸を意識して行い、酸素が体内に行き渡るようにする。
  • コーヒー・紅茶・お茶を飲む(カフェインをとる)
  • 部屋を明るくする

上の原因をふまえると、「身体を活発にして、酸素を取り入れ、明るい場所にいる」のがだるさや眠気を取り除くのに効果的です。そのためにできることとして、上の4つは行いやすいと思います。

運動はウォーキングやジョギングなどで良いですし、オフィスなどではストレッチでも良いです。深呼吸は外に出て、身体全体に酸素を行き渡らせるようなイメージで深く行うと良いですよ^^

コーヒーや紅茶などはカフェインが含まれていて、眠気覚ましになると同時に、血圧を上げてくれます。台風が近づいてきたと思ったら、予防のために飲むのも良いと思います。

台風が過ぎた後の眠気やだるさにも注意

また、台風がきたときにもだるさや眠気は生じますが、台風が過ぎた後にも気を付ける必要があります。

台風が過ぎ去ると、台風一過と呼ばれるような快晴になることが多いです。
そして、暑さも一緒に運ばれてきます。つまり、台風が過ぎると極端に天候・気候が変化するのです。

この急激な暑さで、だるさやめまいを感じることもあります。

上で台風がくると「副交感神経」が活発になるという話をしました。
台風が過ぎると、今度は「交感神経」が働こうとします。

ですが、台風による気候の変化は急です。そのため、人は交感神経と副交感神経のバランスが上手く取れなくなってしまいます。

台風後にだるさやめまいなどを感じたら、ひとまず涼しい部屋で休んで体内のバランスを整えるようにします。そして、水分補給を忘れずにするようにしましょう。

まとめ

以上、台風によるだるさや眠気の原因と対策方法、台風後について紹介してきました。
秋の時期には台風が多くなるもの。

体調を崩してしまうことも多くなるので、台風がきたと思ったら深呼吸で酸素を体内に送り込み、適度なカフェインを取っておきましょう。また、台風後にも気をつけてくださいね。

また、台風がくると「めまい・頭痛・吐き気」などの症状が生じることもあります。
こちらも別ページで紹介しているので、参考にしてほしいと思います。

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