お彼岸に結婚式の挨拶に行く場合、
「縁起が良くないのでは?」「相手の両親が気にしないかな?」と心配になることもあると思います。
常識的には問題ありませんが、お彼岸は家柄によって考え方が異なるので注意が必要です。
ここでは「お彼岸に挨拶するかの決め方」「常識的にはどうなのか」「挨拶に行く際に気を付けること」を紹介します。
お彼岸に結婚の挨拶をして良いかは、地域や家柄で異なる
お彼岸に結婚の挨拶をしに行くときに気になるのが「彼氏(彼女)の両親の反応」です。
ご両親に「お彼岸に挨拶に来るなんて非常識だ!」と言われないかは、心配になりますよね。
お彼岸は「ご先祖様の供養をする」ということが目的ですが、お彼岸に対する考え方は、地域や家柄によって異なります。
地域での違いは
・海沿いの地域
お彼岸はご先祖様の霊を海に流して見送る習慣がある。
お祝い事は縁起が悪いので避けたほうがいい。
・内陸部の地域
お彼岸のお祝いは全然大丈夫!
ご先祖様と一緒にお祝いをしよう。
という傾向があります。
ただ、これはあくまでも一般的な傾向で、お彼岸の縁起をまったく気にしない人もいます。
そのため、ご両親の考えを前もって彼氏(彼女)にさりげなく確認してもらうことをおすすめします。もし相手のご両親がお彼岸の縁起を気にする場合は、予定を考え直すのも良いと思います。
お彼岸に結婚の挨拶は、常識的には問題ない
一般的に、「お彼岸にお祝い事は良くない」といわれています。
「お彼岸に結婚式の挨拶って、常識的にはどうなの?
挨拶していいものなの?」
と思っている人もいるかもしれません。
常識的にはお彼岸に結婚式の挨拶に行くのは問題ないです。
お彼岸は「ご先祖様の供養をするのが目的」ですが、身を慎んだり、喪に服す必要はありません。逆に考えれば「ご先祖様にも挨拶ができる」という考え方もできます。
そのため、「お彼岸に結婚式などの祝い事の挨拶をすることで、災いが起きやすくなる」のようなことはないので安心してほしいと思います。
お彼岸に結婚の挨拶をする際には、ご先祖への配慮を忘れずに
ただ、お彼岸に結婚の挨拶に行く際には、やはり気をつけたほうが良いことはあります。
「ご両親とご先祖様への配慮・気遣い」を意識しておくことが大切です。
たとえば、挨拶に行ったときに、
ほかの日がなかなか予定が合わず、今日になってしまいました。
これ、良かったらなのですがお供え物に・・(手土産を渡す)」
というように、最初にひとこと断りを入れることで、ご両親からの反応はぐっと良くなります。
「お彼岸に来るなんてどうなのかと思ったけど、ちゃんとマナーを守る人なんだ」
と思ってくれるはずです。
必要があれば彼氏(彼女)の家庭と一緒にお墓参りに付き添い、ご先祖様に結婚の挨拶をするのも良いと思います。これは家庭によって異なるので、お彼岸に行くことが決まったら相談すると良いです。
お彼岸の結婚の挨拶のポイントまとめ
以上、お彼岸に結婚の挨拶に行く際のポイントをご紹介してきました。
- お彼岸に挨拶に行って良いかは家柄による。前もって確認を!
- 一般的には挨拶に行っても問題ない。縁起が悪いことはない。
- 挨拶に行くときには「相手先のご両親・ご先祖様への配慮」を忘れずに!
3つのポイントを押さえて挨拶に行けば、きっと挨拶を受け入れてくれますよ^^
頑張ってくださいね。