8月になると会社で残暑見舞いを送ることがあると思います。
普段あまり書かないので「失礼のないようにしないと」「失敗したくない!」と心配になることもあると思います。
ここでは残暑見舞いをビジネスで出すときの「書き方のポイント」「例文」「気を付けたいマナー」について紹介します。
残暑見舞いの書き方が分からない場合は参考にしてくださいね。
残暑見舞いの企業へのメールの書き方のポイント
まずは残暑見舞いを企業に出す際のポイントを紹介します。
ポイントは大きく6つです。
- メールなのであくまでも簡潔に。
- 件名で「残暑見舞いであること」がしっかり分かるように。
- 敬語に気を付ける。
- 手紙よりも少し柔らかい印象で良い。
- 近況を伝えることで親近感を出すのも良い。
- 最後に見直しを。
ビジネスで送るメールはあくまでも用件が分かりやすく、シンプルに書くのが基本です。
それは残暑見舞いでも変わりません。
手紙の場合は「拝啓、ますます・・」のような書き方で始めますが、メールでは固い印象になってしまいます。もう少し柔らかい感じでも大丈夫です。ただ、気軽すぎるのはNGです。
書き方の流れもご紹介します。
- 宛先
- 「残暑お見舞い申し上げます」の挨拶
- 取引先の企業の様子を気遣う言葉
- 自社の近況(休業日が長い場合は合わせて伝える)
- 相手の「体調」を気遣い、最後の挨拶
ポイントに沿って、この流れで書くとスムーズに書けるはずです!
残暑見舞いの企業へのメールの例文
それではここから例文を紹介します。
上記の書き方のポイントや流れと照らし合わせながらチェックしてほしいと思います。
例文1 取引先企業との立場が対等なケース
件名:残暑お見舞い申し上げます【(株)例文 佐藤】
株式会社 例文
企画部部長 山田 太郎 様
残暑お見舞い申し上げます。株式会社例文の佐藤です。
この頃はいかがお過ごしでしょうか。弊社はおかげさまで目標に向けて業務が順調に進んでおります。
山田様とも、ぜひまたお会いして今後についてご相談させて頂ければと思っております。
まだまだ暑い日が続きますが、山田様も体調にお気をつけください。
今後とも、よろしくお願い致します。
立場が対等な企業に送るメールは、少し柔らかい印象で大丈夫です。
良い関係であることが伝わるような言葉を入れると良いです。
例文2 取引先企業が目上に当たる場合(言葉使いを丁寧に)
件名:残暑お見舞い申し上げます【(株)例文 佐藤】
株式会社 例文
企画部部長 山田 太郎 様
残暑お見舞い申し上げます。
株式会社例文の佐藤です。
誠に恐れ入りますが、弊社は8月14日から17日まで、夏期休業日を頂きます。
お休み明けの18日の州で、先日ご相談させて頂きました案件の打ち合わせをさせて頂けたらと考えております。またお休み明けにご連絡させて頂きます。
今年の夏は例年より残暑が厳しくなっております。
山田様もお体ご自愛くださいませ。
今後ともよろしくお願い致します。
目上の立場にあたる企業にメールを送る際は、敬語や丁寧語には十分気をつけて、必要以上にやわらかい雰囲気を出さないのが無難です。手紙のような「拝啓」などの言葉は必要ないですが、きちんとしたムダがない印象で書くことが大切です。
残暑見舞いを企業に出すときに気を付けたいマナー
残暑見舞いで気を付けたいマナーは「出す期間」です。
「立秋にあたる8月8日から8月末」までが期間となっているので、守って出しましょう。
また、残暑見舞いは
- 暑い季節なので、相手先を気遣うために出す
- こちらの近況と、休業日などの必要なことを伝える
のが目的です。
単純に例文を引っ張ってきて何となく文を作ってしまうと、「ピントがずれた内容」になってしまうことがあります。上の目標を意識して文を作ってくださいね。
残暑見舞いをしっかり送って、取引先からも好印象を!
以上、残暑見舞いのポイント・例文・マナーについてご紹介しました。
例文を参考にしてポイントとマナーを守って残暑見舞いを出せば、きっと取引先の企業からも好印象になりますよ。参考にしてくださいね!