サングラスで紫外線対策をする際の選び方と効果の確認方法

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サングラスを紫外線対策に購入する方もいると思いますが、気になる方が多いのが「選び方」です。

サングラスによって、紫外線カット効果には差があります。
「選び方が分からない」という方も多いため、ここでは「選び方」「紫外線カット効果の確認方法」「安価なサングラスの紫外線カット効果」についてご紹介します。

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サングラスを紫外線対策として購入するときの選び方

紫外線対策としてサングラスを選ぶときに気をつけたいポイントは、大きく分けて4つです。

  • 紫外線についての指標をチェック
  • 大きさをチェック
  • 紫外線カット効果が「コーティング」か「レンズに練り込み」か
  • 色は関係ない

これらについて順番に説明します。

紫外線についての指標

まずは紫外線についての指標ですが、大きく分けて「紫外線カット率」「紫外線透過率」「UV400」というどれかが記載されています。サングラスに必ずついているタグに記載されています。

指標 説明
紫外線カット率 紫外線をカットする率。99%がベスト。数字が大きいほうが良い
紫外線透過率 紫外線がレンズを透過する率。1%がベスト。数字が小さいほうが良い
UV400 波長(長さ)が400nm(ナノメートル)以下の光をカットする。

紫外線カット率と透過率は裏返しの意味となっています。

また、紫外線は大きく分けて「UV-A」「UV-B」「UV-C」という3種類に分かれます。

このうち「UV-C」は大気でさえぎられ、目に届くことはありません。「UV-A」と「UV-B」が問題になりますが、「UV-A」のほうがカットされにくいです。

紫外線カット率が99%、もしくは紫外線透過率が1%ならUV-Aもカットできます。この数字よりも悪ければ、UV-Bはカットできますが、UV-Aは十分にカットできません。

また、UV400についてですが、3種類の紫外線の「波長」は

UV-A:315〜400nm
UV-B:280〜315nm
UV-C:280nm以下

となっています。

UV400は「400nm以下の光を全てカットする」という意味です。つまり、上の紫外線全てをカットできるのです。「UV400」と書かれていたら選ぶのもおすすめといえます。

レンズは大きいほうが良い

基本的にレンズは大きいほうが良いです!

小さいとレンズと目の間から光が入ることで、紫外線のダメージがある可能性があります。
ただし、どんなレンズでもある程度は仕方ないので、どこで妥協するかというところだと思います。

サングラスは紫外線カット目的のほかにも、ファッションアイテムとして身につける方も多いと思います。そのため、気に入ったデザインの中で、なるべく大きなものを選ぶと良いと思います。

UVカット加工は「練り込みタイプ」のほうが良い

サングラスのUVカット効果は

  • 表面にUVカット効果がある「コーティング」をする
  • 紫外線のダメージを吸収する成分を「練り込んで」レンズを作る

という2つの方法で施されています。

コーディングははがれて効果がなくなる可能性がありますが、練り込みタイプはずっと効果が持続します。

多くのレンズがコーティングによってUV加工がされています。

「練り込みタイプ」でレンズを作っている信頼できるメーカーとしては「オークリー(OALLEY)」です!スポーティなデザインで男性向けのサングラスが多く、その機能性とカッコイイデザインから人気があります^^

ほかのサングラスは高級ブランドでもコーティングの場合があるため、気を付ける必要があります。

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UVカット加工がないとレンズの色が濃くても意味がない

サングラスは「レンズの色が濃いほうが何となくUVカットの効果が高いのでは?」と思う方もいるかもしれません。ですが、実はレンズの色が濃いだけでは、紫外線カット効果はありません。むしろ色が濃くてもUV加工がないレンズは、逆に目に悪影響がある場合があります。

色が濃いレンズをかけることで、目の「瞳孔(どうこう)」が開き、光をさらに取り入れようとします。レンズにUV加工がないと、紫外線をどんどん取り入れてしまうことになるのです。

透明や色の薄いレンズでもUVカット加工がされているレンズはたくさんあるので、そうしたレンズを選ぶのがおすすめです。ただ、最近は技術が発達して、サングラスでUVカット加工をしていないレンズは少なくなっています。

サングラスの紫外線カット効果の確認方法

「タグには紫外線カット率99%と書いてあるけど、本当?」と思う方もいるかもしれません。

サングラスの紫外線カット効果は「紫外線測定器」で確認することができます。
安価なもので2,000円ほど、高いものだと1万5千円ほどします。購入するのも良いかもしれませんが、測定までするかは検討してみてほしいと思います。

また、メガネ店の中には紫外線測定器があるお店もあります。「紫外線カット率の測定をしたいです」とお願いしてみるのも良いかもしれません。

その際は、メガネケースやメガネ拭きなどを買ってあげると良いと思います。お店によってはないこともあるので、事前に電話で連絡して確認してから向かうのがおすすめです。

100円ショップや安物のサングラスの紫外線カット効果は?

100円ショップのサングラスやいわゆる「安物」といわれるようなサングラスも、最近は紫外線カット率99%やUV400のタグがあるものが販売されていたりします。

おそらく加工は「コーディング」なので、時間が過ぎると劣化してくると思います。ですが、頻繁に使わない方にはおすすめといえます。100円ショップなので、あきらめもつきやすいと思います。

タグの記載が本当でない可能性はありますが、さすがに本来の数字と違う記載をするのはダイソーなどの比較的有名なところならしないと思います。心配な方はさきほどの紫外線測定器での確認をすると良いと思います。

サングラスでお洒落に紫外線対策を!

以上、サングラスの紫外線カット効果についてご紹介しました。
選び方のポイントを参考にして、ぜひお気に入りのサングラスを選んでみてほしいと思います^^

サングラスはお洒落なアイテムでもあるので、紫外線カット効果ももちろん大切ですが、デザインも合わせてこだわってみてくださいね!
夏には大活躍してくれるので、ひとつは持っておくのもおすすめですよ。

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