騒音を気にしてマンションの最上階に住むことを検討している方もいると思います。騒音が少ないのはとても大きなメリットですが、その反面気をつけたいのが「暑さ」です!マンションの最上階は下の階よりも暑いため、気を付ける必要があります。
管理人は以前勤めていた会社の寮が10階建てのマンションで、その最上階に住んでいたことがあります。ここではその経験を踏まえて、「最上階が暑いのか」「最上階の暑さ対策」についてご紹介します。
マンションの最上階は夏はやっぱり暑い!
管理人の経験を思い出してみると、「やっぱり最上階は暑い」です!10階建ての10階で、大きめの窓があり、そこからさんさんと太陽の光が降りそそいでいました(汗)
マンションの最上階は天井のコンクリートに太陽の光がモロにあたり、とても熱くなります。また、下からの熱気が上に上がってくることも原因です。
下の階よりは確実に暑いと思ったほうが良いです。
ただ、管理人が住んでいたマンションは築1990年のマンションでした。
つまり、20年以上経っているマンションということになります。
最上階が暑いという話は以前からあり、最近は建築技術やマンションの構造も進化しており、管理人の住んでいるマンションよりは最上階も暑くなりにくいはずです。
マンションの最上階の夏の暑さ対策はやっぱりエアコン
マンションの最上階での暑さ対策として、一番手軽にできるのはやっぱり「エアコン」です。管理人が住んでいたマンションの10階でも、エアコン(比較的新しい機種)を常に入れていました。そのためしっかり涼しく、実はとても快適でした。
エアコンを付けっぱなしにできる方、抵抗のない方には良いと思います。
ただ、そこで気になるのが「電気代」です。
正直10階に住んでいたときは会社の寮だったので電気代が把握できていないのですが、エアコンの料金を試算できるサイトがありました。
こちらで計算してみると、「14畳用のエアコン」で「20時間」、「東京電力の電気代」で、「30日で約12,000円」という結果が出ました。
これは「12畳のワンルーム」というイメージで計算しています。部屋数が多くなれば、より高くなる可能性はもちろんあります。もちろん安くはないのですが、個人的には「すごく高くはない」というイメージです。
また、エアコンは「付けっぱなし」のほうが実は電気代が安いです。車のエンジンと同じで、暑い所から冷やし始めるのが一番エネルギーを使うためです。そのため、一度冷えてしまえば「メチャクチャ高い」ということにはならないと思います。
夏の冷房代は冬の暖房代より安く済むのが救いですね。
また、暑さのピークは7・8月なので、2ヶ月間電気代が高いことを我慢すれば、あとは最上階はとても快適といえます。管理人の住んでいたマンションも、築20年とはいえ眺望も良くてエアコンさえつければとても快適でした。
マンションの最上階のその他の暑さ対策
最上階でエアコン以外にできる暑さ対策として、
- 断熱材を天井に設置する
- 最上階は風通しは良いので、窓を開けて熱気を解放する
- 窓際にグリーンを置く
- 窓にすだれをつける
- 遮熱カーテンにする
といったものがあります。
ただ、管理人個人としては、断熱材は現実的ではない、すだれ・グリーンは正直面倒・・(汗)ということで、現実的なのは「窓をときどき開ける」「遮熱カーテンにする」ということかなと思いました。遮熱カーテンは安価に販売されていて、ニトリなどでも購入できます。
また、7〜8月入居でその少し前に物件を決める方は、下見で暑さが大丈夫かをしっかりチェックしておいいたほうが良いですね。6月くらいなら十分暑く、本格的な夏の暑さの参考になると思います。
下見をしてエアコン活用で、最上階も快適
以上、マンションの最上階の暑さについてご紹介しました。
管理人は一度住んでからというもの、最上階はやっぱり快適だと思います。
夏はエアコン代が多少高くなりますが、それでもその快適さを考えると、十分検討する余地はあると思います。築20年以上の古めのマンションでも冷房で十分涼しくなったので、エアコンが効かないということはないはずです。
参考にして考えてみてくださいね。