夏は大学受験生にとってとても大切な時期です。夏が受験を左右するというくらい大切ですが、そのカギになるのが「夏期講習」です。上手く活用すれば今の実力をしっかり固めて、秋からの勉強をさらに加速させることができます!
ここでは大学受験の夏の夏期講習の選び方として、「押さえておきたい4つのポイント」をご紹介します。
夏期講習の選び方1.予備校人気講師の講習は取る価値あり
選び方のひとつめとして、「大手予備校の人気講師の講習」を選ぶのがおすすめです。
人気講師はそれだけ多くの受験生が分かりやすい授業を展開してくれます。
難しく感じることも多い大学受験の内容を、多くの受験生が「これはすごい!」と思うように解説するのは本当に実力がないとできません。
人気になるには人気になるだけの理由があります。
人気講師は今受験生さんが使っている参考書が「◯◯(講師名)の英語」のようなものなら、その講師の講習がないかをチェックしてみると良いです。また、受験生の方は人気講師は多くの方が知っているので、各科目である程度名前が思い浮かぶ講師もいるはずです。
どちらかというと「予備校」よりも「講師」で選んだほうが失敗が少ないです。教えてくれるのは講師ですから。
ただ、人気講師の夏期講習は本当に人気です。募集初日の早い時間でないとすぐに定員が埋まってしまう可能性が高いので気をつけてくださいね。
夏期講習の選び方2.「得意科目を伸ばす」か「苦手克服」を重点的に
夏期講習の選び方の2つ目として、
- 得意を伸ばす
- 苦手を克服する
このどちらか、または両方にしたほうが良いです。
「まんべんなくやろうとしない」ことが大切です。
夏期講習の時期は「夏休み」です。
夏期講習を受ける以外にも多くの勉強をする必要があるはずです。
そのため、夏期講習は的を絞ることが大切です。
また、英語でも「長文」や「文法」などで分かれています。
数学なら「微分積分」や「図形」などで分かれていたりもします。
ピンポイントで夏期講習を取ることで、高い効果を得ることができます。
夏期講習の選び方3. 自分に合ったレベルを選ぶ
よくあることとして「難しい講習を取れば成績が上がるのでは?」と考える方がいます。
ですが、これは残念ながら間違いです。
自分に合ったレベルで勉強するのが、一番スムーズに力を伸ばすことができます。
例として、筋力トレーニングをしようとしても、いきなりプロが行なっているような内容をこなすことはできません。無理なく伸ばすには、まずは自分に合ったレベルで行ないます。そこからこなしていくと徐々に力がつき、プロに近づいていくことができます。
勉強もこれと同じです。自分に合ったレベルなら解ける問題と解けない問題が程よく混ざっており、解けない問題の吸収率がとても高いです。
夏期講習の選び方4. 取りすぎないこと!集中する
夏期講習は上でもお伝えしたように、どの講習も魅力的に見えがちです。
ですが、最終的に大切なのは「実際に勉強すること」です。
しっかり身につけないと意味がありません。
たくさん取ってしまうとやることが増えてしまい、こなしきれなくなってしまいます。
できれば3つくらいに抑えたほうが、効果はでます。
河合塾や駿台など、大手予備校の夏期講習はボリューム感もたっぷりなので、2つでもかなり満足の内容になっています。
得意を伸ばすので1つ、苦手克服で1つ、どちらか一方をもう1つ、くらいがおすすめですよ。
「少ないかな」と思うくらいでちょうど良く、あとはもらったテキストを何度も復習して、習得すれば、夏期講習はとても意味のあるものになります。
夏期講習の選び方を押さえて、充実した夏を過ごそう
以上、大学受験の夏期講習の選び方をご紹介しました。
- できれば人気講師の講習を
- 得意を伸ばす・弱点克服を重点的に
- レベルは自分に合ったものを
- 取りすぎずに集中して
この4つのポイントを押さえて夏期講習を選んでみてほしいと思います。
良い夏が過ごせるよう、頑張ってくださいね。