日傘・雨傘・兼用の傘の見分け方。代わりに使える?

a0d3d232fa816c1c55b761fb3c865743_s

傘には雨傘と日傘があり、雨と晴れ兼用のタイプもあります。
「3種類のどれか分からなくなってしまった!」
という方もいると思います。
一見は普通の傘ですからね。

ですが、見分け方もあります。
ここでは雨傘と日傘、そして雨晴れ兼用タイプの見分け方・違い・代わりに使えるかをご紹介します。

スポンサードリンク

雨傘と日傘の違いは紫外線処理と防水加工

見分け方の前に、まずは傘の種類の違いについて押さえておく必要があります。
日傘と雨傘の違いは、UVカット処理と防水加工がポイントになります。
実は、傘には4種類あります。

日傘 UVカット処理がされている。防水加工はなし(水を通す)
雨傘 UVカット処理はなし。防水加工がされている。
晴雨兼用(はれあめ兼用) 日傘に防水加工がされている。(ある程度防水)
雨晴兼用(あめはれ兼用) 雨傘にUVカット処理がされている。

晴雨兼用と雨晴兼用はご存じない方もいるかもしれません。
日傘と雨傘、どちらがベースになっているかによって異なります。
晴雨兼用(はれあめ兼用)は防水ですが、少し効果は弱いです。
そのため小雨程度しか対応できません。

また、日傘はデザイン性や涼しげな雰囲気を出すために、素材が布地っぽいものを使っていることが多いです。
晴雨兼用(はれあめ兼用)も、日傘をベースにしているので同様です。

日傘・雨傘・兼用タイプの見分け方

日傘・雨傘・兼用のうち、日傘と雨傘の違いは簡単に分かります。
傘の生地に顔を近づけて、息を吹きかけます。

裏地に息が通るようなら日傘、通らなければ雨傘

です。
雨傘は雨が通り抜けないように生地の目が詰まっています。
そのため、息を吹きかけることで見分けることができます。

スポンサードリンク

次に兼用タイプですが、これは見分けがつきにくいです。
パターンによって分けてみました。

見分ける傘 見分け方
晴雨兼用と日傘 息を吹いて通りにくければ晴雨兼用。通れば日傘
晴雨兼用と雨傘 生地が布地っぽいか
晴雨兼用と雨晴兼用 生地が布地っぽいか
雨晴兼用と日傘 息を吹いて通りにくければ雨晴兼用。通れば日傘
雨晴兼用と雨傘 色が濃ければ両方日傘として使える。薄ければ見分けにくい
雨晴兼用と晴雨兼用 息を吹いて通りにくければ雨晴兼用。通れば晴雨兼用

雨晴兼用と雨傘は見分けができないことがあります。
色が黒などの濃い色なら紫外線を吸収してくれるので、両方とも日傘として使えます。
薄い色の場合は見分けがつかないので、日傘として使うのは控えておいた方が良いかもしれません。

雨傘は日傘として代わりに使える?

「雨傘は日傘として代わりに使える?」という方もいると思います。
上で少しお伝えしましたが、

色の濃いものなら「一応」使える。薄いものは使えない

です。

黒などの濃い色は紫外線を吸収してくれます。
Tシャツも白だと紫外線を通してしまうけれど、黒だと吸収してくれることをご存知の方もいると思います。

傘もこれと同じです。
黒なら紫外線を吸収してくれるのでUVカット加工がなくても、頭へのダメージを約90%カットしてくれます。
薄い色の場合は紫外線を通してしまうので、使えません。

ただし!雨傘は雨が通らないように目が詰まっています。
そのため、日傘として使っていると、少し暑苦しいかもしれません(汗)

あくまでも代用と考えると良いと思います。
また、晴雨兼用の傘も、一応雨をしのぐことができますが、効果は弱いです。
そのため、これも代用として考えると良いと思います。

日傘と雨傘を見分けて、傘を活用しよう

以上、雨傘と日傘、雨晴兼用と晴雨兼用タイプの傘についてご紹介しました。
見分け方であなたの傘をチェックしてみてくださいね。

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です