母の日を象徴する花であるカーネーション。
プレゼントしようと思っている方もいるのではないでしょうか。
カーネーションは世界各国に広まっている花で、それぞれの外国語での呼び方があります。
ここではカーネーションの外国語の呼び方をまとめました。
また、カーネーションの語源や由来・漢字での表記についてもご紹介しています。
母の日に備えて、カーネーションをよく知って楽しんでみてくださいね。
カーネーションの外国語・学名をご紹介!
まずはカーネーションの外国語での呼び方です。
下の表にまとめてみました!
外国語 | 呼び方 |
英語 | carnation(カーネイション) |
フランス語 | œillet(ウイエ) |
イタリア語 | garofano(ガロファーノ) |
スペイン語 | clavel(クラベール) |
ドイツ語 | Nelke(ネルケ) |
オランダ語 | anjer(アンヤー) |
ポルトガル語 | cravo(クラーヴォ) |
学名は「Dianthus caryophyllus」
ちなみに学名では「Dianthus caryophyllus」
読み方は「ディアントゥス ディアンツス」です。
日本ではDianthusを「ダイアンサス」と読むことも多いです。
学名は世界共通で使われている学術上の名称です。
カーネーションの語源・由来は?
カーネーションには語源や由来もあります。
カーネーションは英語で「carnation」です。
昔の王家では、王様になる時に代々受け継がれている冠をかぶりましたが、これを「coronation」と言います。冠は「corona」です。
カーネーションの由来の説には2通りあり、
- 冠に似ていることからカーネーションの名前がついた
- 神様の花冠にカーネーションが使われた
という説があります。
どちらも有力ですが、正しいのがどちらかはまだはっきりしていません。
また、ラテン語では肉のことを「caro」と言います。
カーネーションが肉類の色に似ていることから、carnationの名がついたのではという説もあります。
どれが正しいというよりも、こうした由来があることが興味深いですね。
カーネーションを漢字で書くとどうなる?
カーネーションは日本語の漢字で書くと色々な言い方があります。
カーネーションはナデシコ科(日本名)の花です。
オランダナデシコは「和蘭撫子」「和蘭瞿麦」
ジャコウナデシコは「麝香撫子」「麝香瞿麦」
となります。
また中国でも漢字を使って表します。
中国の名称は漢名と呼ばれ、漢名ではカーネーションは石竹科という科に属します。
漢字は「紅花瞿麥」です。
カーネーションをよく知れば母の日も楽しい
以上、カーネーションの外国語や語源・由来・漢字についてご紹介してきました。
母の日に何となく選んでいたカーネーションも、より深く知ることでさらに楽しむことができます。
母の日プレゼントも、こだわって選んでみてくださいね!
また、カーネーションの色や花言葉も別ページで解説しています。
こちらも参考にしてみてほしいと思います。