日差しが強くなるとだんだんと気になってくる紫外線。
対策を早めに始める方も多いのではないでしょうか。
対策をしている中で、
「紫外線って何が理由で悪影響をもたらしてるの?」
ということが気になる方もいると思います。
ここでは紫外線が皮膚や肌へ悪影響をもたらす理由について解説します。
紫外線のメカニズムを知るとより対策もしやすくなります。
参考にしてみてくださいね!
紫外線が皮膚や肌に悪影響をもたらす理由・メカニズム
紫外線がどのように皮膚や肌に悪影響をもたらしているのか、そのメカニズムをご紹介します。
まずはポイントをまとめてみました。
- 紫外線に対抗するためにメラニンが発生し、しみの原因になる
- 酸素が活性化されて活性酸素が生じ、体に悪影響をもたらす
- 紫外線が皮膚のネット状の組織を壊してしまう
- 美容成分であるコラーゲンやエラスチンが紫外線で壊されてしまう
このように、紫外線が皮膚や肌に与える理由は様々なものがあるのです。
紫外線は目には見えませんが、大きなパワーを持っています。
皮膚の組織の内部にダメージを与えるパワーを持っていますし、酸素を活性化して、活性酸素を生じさせます。
活性酸素は様々な病気のもとになっている有害物質で、ご存知の方も多いかもしれません。
体は紫外線のダメージを少しでも和らげるために、メラニンを体内で作ります。
紫外線が当たるとメラニンは黒くなり、しみ・そばかすの原因になります。
紫外線の髪や頭皮へのダメージ・影響
紫外線は皮膚や肌だけではありません。
髪や頭皮にもダメージを与えます。
こちらもポイントをまとめてみました。
紫外線の髪の毛への影響
- 髪の毛の中の組織を紫外線が切断して、弱い髪の毛にしてしまう
- 弱い髪の毛になるので、切れ毛や枝毛が多くなる
- 髪の毛の表面のキューティクルを焼いて荒れた状態にしてしまう
- 紫外線で色素が壊されてしまい、きれいな黒髪でなくなる
何となく髪の毛で覆われているので大丈夫かも、と思ってしまう方もいますが、実は髪や頭皮へのダメージも大きいです!
髪へのダメージですが、髪の毛の中にも組織があります。
この組織が切断されてしまうことで、ダメージが生じます。
また、髪の毛は一番紫外線に当たりやすいところでもあるので、気が付きにくいですが、しっかりした対策が必要です。
きれいな髪の毛は女性にとってとても大切なものなので、大事にしたいですね。
頭皮への影響もあります。
紫外線の頭皮への影響
- 頭皮が知らない間に日焼けして、慢性的に荒れた状態になってしまう
- 頭皮が荒れた状態が細菌を繁殖させやすくなり、頭皮のトラブルにつながる
- 頭皮細胞がダメージを受け、健康な髪の毛を作り出せない
こちらも頭皮の細胞にダメージがあり、頭皮の表面がやけどのような状態になってしまいます。
そのため放っておいてしまうと乾燥した状態が続いてしまいます。
必ず頭皮にも水分や栄養分の補給が大切です。
紫外線の時間による影響の違いのグラフ
紫外線は時間によってもその影響・ダメージが違います。
気象庁では紫外線の時間ごとのグラフがチェックできるページがあります(こちら)。
茨城県つくば市の、5月の時間ごとのグラフを見てみます。
12時をピークとして9時くらいから徐々に増え始めていますね。
そして、14時くらいまではかなり紫外線が多い状況が続きます。
昼間は紫外線のダメージや影響も大きいことが、このグラフから読み取れます。
紫外線の肌・髪・頭皮への悪影響は大きい!必ず対策を
以上、紫外線の肌や髪・頭皮への悪影響のメカニズムをご紹介してきました。
また、時間によっても紫外線のダメージは変わってくるので、しっかりと対策したいところですね。
日差しが強くなる初夏や夏はお出かけにも最適なので、ぜひ気をつけながら楽しんでくださいね!