老人ホームで恵方巻きを作るときに注意すべきポイントと対策方法

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2月の上旬には節分があります。節分で食べるものといえば「恵方巻き」ですよね。

ただ、老人ホームなどの高齢者施設では、恵方巻きを利用者さん・入居者さんに食べてもらうかどうかで迷うことがあると思います。恵方巻きは海苔巻きで太さがあるため、高齢者の方には少し食べにくいです。

ただし、注意点にしっかりと気をつけてそれに対して対策をすれば、恵方巻きを安全に楽しむことができます。ここでは、老人ホームでの恵方巻き作りの注意点と対策について紹介します。

老人ホームで恵方巻きで気を付けるべきポイント

老人ホームで恵方巻きを作るときに気をつけるべきポイントは、次の3つ。

  • 海苔を噛み切れないことで、恵方巻きが喉に詰まる危険。
  • 恵方巻きが太いことで、喉に詰まる危険。
  • 恵方巻きの具材が大きいことで、喉に詰まる危険。

逆にいえば、これらについて前もってしっかりと対策すれば、安心して利用者さん・入居者さんに恵方巻きを楽しんでもらうことができます。

安全に楽しめる恵方巻き作りのポイント

上の注意点への対策としては、次の4つを恵方巻き作りで取り入れると良いです。

  • 海苔を「薄焼き卵」もしくは「韓国海苔」にする。
  • 太く巻きすぎないようにする。
  • 具材は細かく切る。
  • 丸かぶりはさすがにやめておいて、利用者さんの前でカット。

まずは海苔について。海苔を噛み切れないために喉に詰まる可能性を避けるためには、やわらかい卵で巻くのがおすすめです。見栄えも華やかな雰囲気になるので、利用者さんから好評ですよ^^

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また、韓国海苔なら日本の海苔よりパリっとしていて、ごま油がついています。そのため喉の通りが良く、安心して使えます。

ちなみに海苔を巻かずに恵方巻きを作り、表面にちぎった海苔を付けて恵方巻きにする方法もあります。これだと少し手間はかかりますが、もともと小さくちぎられた海苔なので、喉に詰まりにくいです。

食べやすいように太く巻きすぎない、具材を細かく切るのは基本ですね。

最後に、恵方巻きで多くの人が行うのが「丸かぶり」。1本の恵方巻きをかぶりつくように食べる食べ方ですが、これはさすがに高齢者の方にはおすすめできません^^; 最初から恵方巻きが切ってあると、恵方巻きなのかが分からなくなります。そのため利用者さんの前で「切りますよ〜」と言ってカットするのが良いですね。そうすれば恵方巻きの雰囲気を楽しみつつ、安全に食べることができます。

恵方巻き作りを楽しむのもおすすめ

具材を用意しておいて、恵方巻きを利用者さんと一緒に作るのも良いと思います。スタッフが見守るようにして、のりを巻いて完成させる工程だけは、スタッフがするようにします。こうすれば安全に恵方巻き作りを楽しむことができて、みんなでワイワイと盛り上がれますよ^^

食べるだけでも良いのですが、節分のレクとして開催するなら、こうした形式も良いと思います。

恵方巻きを楽しもう

ここでは、老人ホームなどの高齢者施設で恵方巻きを楽しむ場合の注意点と、対策方法を紹介しました。

節分や恵方巻きは高齢者の方にとってなじみ深い行事なので、企画をすると喜んでもらうことができます。注意点に気をつけて前もって準備をすれば、安全に恵方巻きを楽しむことができます。ぜひ、良い節分を過ごしてもらってくださいね。

また、節分レクの企画アイデアで迷っている場合は、別の記事で紹介しています。こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。

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