老人ホームや介護施設、デイサービスなどの高齢者施設で行われる「新年会」で、ときには挨拶を任されることがあると思います。普段あまり挨拶をする機会がないと、何を話して良いか分からないものですよね。
そこでここでは、高齢者施設での新年の挨拶で押さえておきたいポイントと、開会・閉会の挨拶例文を紹介します。新年会で、1年を良い形でスタートしてくださいね。
新年会の挨拶、5つのポイント
高齢者施設での新年会で押さえておくべきポイントは、以下の5つです。これらを挨拶に取り入れるように意識すれば、しっかりした内容になります。
- 新年を元気に迎えられたことへの感謝を伝える。
- 今年1年の利用者さんとご家族の健康を祈る。
- ちょっとしたユーモアを入れる。
- 「今年も1年、よろしくお願いします」の言葉を最後に入れる。
- しっかりまとめつつ、長くなりすぎないように。
あまり挨拶が長いと、聞いている人たちから心の中で「長いよ・・」と思われてしまいます。そのため2〜3分ほどで、手短に終えるほうが喜ばれます(笑)つまり「ポイントを押さえて簡潔に挨拶すればOK」ということです。
新年会の挨拶【開会】
ここからは例文を紹介します。2〜3分の挨拶を紹介すると長いため、ここでは挨拶の「大枠」を紹介します。内容を膨らませてご自身でアレンジしてみてくださいね。
みなさん、新年明けましておめでとうございます!
本日は新年会ということでお日柄も良く、こうして皆さんと元気に新しい年を迎えられたことを嬉しく思います。今年も1年、皆さんと、ご家族のご健康を心から願っております。
さて、2017年は「酉年」です。私も皆さんと一緒に「コケコッコー!」と元気良く毎日を過ごしたいと思っています(笑)
昨年はさまざまなイベントにたくさんの方々にご参加頂きました。今年も楽しい企画を考えていますので、ぜひ一緒に楽しめたらと思っています。今年も1年、どうぞよろしくお願いいたします。
新年会の挨拶【閉会】
次に閉会の挨拶です。閉会の挨拶は開会よりも手短で大丈夫です。今後につながるような前向きな挨拶を心掛けると良いです。
それでは皆さん、本日はお疲れ様でした。楽しんで頂けましたでしょうか。これを持ちまして、新年会はお開きにしたいと思います。
今年1年、鳥が飛び跳ねるように、元気に過ごしましょう!(笑)ありがとうございました!
挨拶をしっかりして、良い新年会を!
ここでは、老人ホームや介護施設、デイサービスなどの高齢者施設で行う新年会の挨拶について紹介してきました。
基本的には入居者さん・利用者さんも「楽しく過ごしたい」と考えています。きちんとマナーをわきまえていれば、ちょっとしたユーモアを挨拶に取り入れるほうが好感をもたれます。上で紹介した例文を参考にして、挨拶を考えてみてほしいと思います。新年早々緊張するかもしれませんが、頑張ってくださいね。