忘年会の幹事の挨拶の仕方や順番は?乾杯・中締め・締めの例文

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年末には忘年会で幹事をする機会があると思います。いきなり任されると、どうやって進めたらいいのか頭を抱えてしまいますよね。

幹事で特に気にする必要があるのが「挨拶」です。「挨拶は誰から順番にしてもらえばいいのか」「幹事自身の挨拶の仕方は?」など、心配になることは多いですよね。

そこでここでは、忘年会の幹事の挨拶の仕方を、ポイントとともに例文を交えて紹介します。準備をしっかり整えて、忘年会を仕切ってくださいね!

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忘年会での幹事の挨拶は3種類ある

まず忘年会の挨拶は、細かく分けると3種類に分かれます。

  • 最初の「乾杯」をするときの挨拶
  • 「中締め」の挨拶
  • 忘年会を終えるときの「締め」の挨拶

この3つです。それぞれでポイントが異なるので、それぞれを分けて解説します。

乾杯の挨拶の流れと例文

まずは乾杯のときの挨拶。ここは忘年会を楽しく始めるための大切な挨拶です!挨拶の流れは次の4ステップ。しっかり押さえてほしいと思います。

  1. テンション高めで元気よく挨拶する。
  2. 幹事が短く挨拶し、その後は上司に挨拶をもらう。
  3. 上司にひと通り挨拶をもらったら、一番上の人に乾杯の音頭をもらう。
  4. 乾杯をして忘年会スタート

以上の流れです。

忘年会は参加する人が楽しく過ごせるように、テンション高めで入るのが大切!できれば失礼のない程度に笑いを取りましょう。

また、上司に挨拶をもらうときには「立場が上の人から順番に」が基本です。部長→課長1人目→課長2人目、のような順です。会社によって迷うことがあると思うので、ここは相談しやすい上司に聞いてみると良いと思います。「この順番で挨拶を頂いて良いでしょうか」と聞けば、教えてくれるはずです。

乾杯の挨拶の例文

乾杯の挨拶の例文を紹介します。会社によって雰囲気が違うので、テンションはアレンジしてみてくださいね。

「みなさん!お疲れさまです!
本日は忘年会!今年の集大成として、今日はもう飲むしかありません!(笑)
ぜひ楽しんでほしいと思います。忘年会の前に、まずは最近ゴルフに夢中の山田部長からご挨拶を頂きたいと思います(笑)山田部長、お願いします!」

(部長挨拶)

「ありがとうございました!続いて、最近お子さんに夢中の加藤課長にもご挨拶を頂きたいと思います(笑)加藤課長、お願いします!」(課長挨拶)

「ありがとうございました!それでは、忘年会の乾杯の音頭を、山田部長にお願いしたいと思います」

(部長による乾杯の音頭)

「それでは、カンパーイ!」

大切な区切りである中締めの幹事の挨拶

次に「中締め」の挨拶です。中締めはある場合とない場合があります。必要なときは前もって上司から「途中で山田部長が退席するから、中締めをしてね」のように連絡があるはずです。

中締めが必要な場合の多くは、「上司が途中退席する場合」や「場が少し緩んできたとき」、「結婚や退職をする人がいるとき」です。

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それぞれの状況に合わせて、中締めの挨拶を変える必要があります。

忘年会の中締めの挨拶例文

上司が途中退席する場合

「ご歓談中失礼します!残念なお知らせがあります!
まだ飲み放題の時間は続きますが、ここで山田部長が、どうしても外せない用件があるそうで退席されます!山田部長、今年最後にひとことお願いします!」

(退席する人に挨拶してもらう)

「ありがとうございました〜。山田部長、お疲れさまでした!」

(見送る)

「それでは引き続きご歓談をお楽しみください」

結婚する人がいる場合

「ご歓談中失礼します!ここで、まことにめでたいお知らせがあります!
なんと佐藤課長が、このたびご結婚されました〜!結婚のお相手は相当キレイな人だそうです(笑)佐藤課長、ひとことお願いします!」

(挨拶してもらう&プレゼントを用意しておいて渡す)

「いや〜いいですね!(笑)それでは引き続きご歓談をお楽しみください」

転職する人がいる場合

「ご歓談中失礼します!ここで残念なお知らせがあります!
まだ飲み放題の時間は続きますが、なんと営業の橋本さんがこのたび退職されることになりました。橋本さん、ひとことご挨拶をお願いします!」

(挨拶してもらう&プレゼントを用意しておいて渡す)

「ありがとうございました〜。橋本さん、お疲れさまでした!みなさん、ぜひ橋本さんと最後に絡んでおきましょう(笑)それでは引き続きご歓談をお楽しみください」

最後の締めの挨拶を仕方

忘年会の最後には「締めの挨拶」をします。基本の流れは最初の乾杯のときの挨拶に似ています。流れは次のようになります。

  1. 「ご歓談中失礼します!」で始める。
  2. 幹事から忘年会終了の説明。
  3. 上司の挨拶。
  4. 一本締めで締める。
  5. 必要に応じて2次会の案内をする。

締めは忘年会の区切りとなる大事なポイント。しっかりと締めて、忘年会を良い形で終わらせましょう!

また、最後の一本締めは場の雰囲気から、「上司」「幹事」「よく目立つ人・いじられキャラの人(笑)」のいずれかが行うことが多いです。基本は上司に振れば大丈夫です。上司によっては「いや、俺じゃなくてここは高橋にしてもらおう」のように、ほかの人に振ることがあります。

締めの挨拶の例文

締めの挨拶の例文も紹介します。

「ご歓談中失礼します!宴もたけなわですが、そろそろ終了のお時間が近付いてきました!今年の最後の挨拶を、山田部長から頂きたいと思います。山田部長、お願いします!」

(部長挨拶)

「ありがとうございました!続いて、加藤課長もお願いします!」

(課長挨拶)

「ありがとうございました!それでは、最後は恒例の一本締めで締めたいと思います。部長、お願いします!」

部長『よし!ここは俺じゃなくて高橋だなー』

高橋さん『え!?僕ですか??では僭越ながら、一本締めで締めさせて頂きます!』

(一本締め)

「お疲れさまでした〜!ではみなさん、速やかにご移動をお願いします。2次会に参加される方は店の前でお待ちください」

忘年会の幹事の挨拶をしっかりこなそう

以上、忘年会での幹事の挨拶を紹介してきました。挨拶をしっかりこなせると、「デキる人」として上司や周りの人に認めてもらえることが多いです。ゆっくりお酒を楽しめず、ちょっと大変かもしれませんが、ぜひ準備して忘年会を良い時間にしてくださいね。

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