デイサービスや老人ホームなどの高齢者施設では文化の日にレク(レクリエーション)を行う機会があると思います。レクで何をしようか、職員だと迷うこともありますよね。
そこでここでは、高齢者施設で「文化の日」に行うと良いレクについて紹介します。参考にして施設の利用者さん、入居者さんに喜ばれるレクを企画してくださいね!
実は良い運動になる「焼き芋作り」
まずは秋の味覚である「焼き芋作り」です。落ち葉を集めてきてサツマイモを入れて、火をつけて焼きます。シンプルな作り方ですが、高齢者の方には実は良い運動になります^^ 焼き芋はほっこりしていてとてもおいしく、秋に味わうのに最適ですよね。
「健康に良く、おいしく秋の味覚を楽しめる」
焼き芋は実は文化の日にとても良いレクなのです。自分たちの手で作った焼き芋の味は格別ですよ!
伝統の文化を感じる「書道」
文化の日は日本の伝統文化を感じてみるのも良いと思います。そんな文化を感じるレクとしておすすめなのが「書道」です。書道は高齢者の方なら得意な人が多いため、楽しんで行ってもらえるイベントです。
書いてもらったあとは「すごいね〜」などのように褒めてあげると、高齢者の方がさらに楽しんでくれます。書道で書かれた文字は味わい深くて良いですよね。費用をあまりかけずに行えるのも大きなメリット。参加する方が書道を楽しんでやってくれそうかは、前もって確認しておきましょう。
「陶芸」もおすすめのレク
文化を感じられるレクトして「陶芸」もおすすめです。湯のみや茶碗などを作ることができ、作ったあとは食事や休憩などのときに使って楽しむことができます。入居者の方でお互いにプレゼントし合うのも良いですよ^^
また、「どんな形に仕上げようかな」と考えることで、高齢者の方にとって良い脳のトレーニングになります。手軽に作ることができる陶芸セットが市販されているため、用意してレクを行うと良いと思います。
紅葉やクリスマスの絵を描く
文化の日は11月3日で、紅葉シーズンに入り始めの時期です。また、来月にはクリスマスを控えた時期でもあります。こうした季節の風景をイメージして絵を描いて楽しんでもらうのもおすすめです。
また、最近は「フロッタージュ」という、凹凸のあるものの上に紙を置いてクレヨンや鉛筆でなぞり、凹凸のあるものの形を写し取る遊びも流行しています。いちょうや紅葉の葉を写し取るときれいでおすすめですよ。
男性の方は盛り上がる「将棋大会」
定番の「将棋」も文化の日におすすめです。将棋は古くからある遊びで、高齢者の方も好きな人は多いです。白熱した対戦が繰り広げられることもありますよ。
トーナメント形式で開催して、誰が1番かを競うのもおすすめです。高齢者の方々が張り切って頑張ってくれて、身体も元気になりますね。
11月は七五三!子供のころを語ってもらう
11月のイベントといえば七五三があります。七五三は高齢者の方にはかなり昔のことですが、子供のころを思い出してもらい、昔話をしてもらうのもおすすめです。昔がどのような状況だったのかを聞くのはとても興味深いですし、高齢者の方も思い出すために頭を使うため、脳のトレーニングになります。
子供のころには誰しも色んな思い出があります。喋りだしたら止まらなくなってしまうことがあるかもしれませんが、そのときはスタッフが時間調整を頑張りましょう(笑)
子供に施設へ遊びに来てもらう
11月は上で紹介したように七五三のため、子供に遊びにきてもらうのもおすすめです。高齢者の方々は子供が大好きなので、遊びにきてくれるととても嬉しくなります。近所の幼稚園や保育園と連携してレクを開催しましょう。
文化の日のレクを楽しいものに!
ここでは、文化の日におすすめのレクを7つ紹介しました。どれも手軽に行えるものが多いため、ぜひ参考にしてほしいと思います。レクリエーションを定期的に行っている施設は多いと思いますが、惰性(だせい)にならないように、工夫を凝らしたレクを行ってみてくださいね!
また、12月にはクリスマス会をする施設が多いと思います。クリスマスの企画についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!