日差しが強い時期は開放感があって気持ち良いですが、気になってくるのが「紫外線」です。
特に女性の方は肌への影響が気になる方も多いのではないでしょうか。
紫外線が降り注ぐ量は時間によって違います。
また、「時期」や「天候」「場所」によっても異なります。
ここでは紫外線の量の変化について、詳しくご紹介します。
紫外線のピークは「10〜14時」「7・8月」
紫外線の多い時間と時期は気象庁のデータがあります。
データから環境省がまとめた「紫外線環境保健マニュアル2008」は、紫外線に関する様々な情報を載せています。
ここに時期と時間帯のグラフが紹介されています。
「時期」から先に見てみると、「7・8月」がピークです。
やっぱり真夏はカンカン照りの日も多いですが、紫外線も多いことが分かりますね。
はっきり言って、紫外線の量では「ヤバい」ことが分かると思います(笑)
また、7・8月だけでなく、その前後の月も多いですよね。
4月くらいから増え始めて、9月くらいまでは気をつけておいた方が良さそうです。
4月から9月で、1年の70〜80%の紫外線が降り注ぎます。
「夏だけ対策すればいいや」と思っていたら、意外と肌にダメージが積み重なっていることもあります。
気をつけたいところですね!
次に「時間」です。7月と12月のデータを載せています。
「7月」の時間の推移のデータを見てみると、「10〜14時」が紫外線が多い時間です。
昼間は太陽が明るく出ているので、紫外線も多いことが分かります。
なんとこの時間帯だけで、1日に降り注ぐ紫外線の60%が降るというデータが出ているんですよ。
逆に朝の8時頃や夕方16時頃は紫外線が少ないので、移動やお出かけはこの時間を狙えると良いですね。
天気や場所によっても紫外線の量は違う
紫外線の量は何となくイメージがつく方も多いと思いますが、「天候」や「場所」によっても量が違います。
晴れ:多い
曇り:少し多め
雨:少なめ
「赤道に近い場所」ほど多い
「標高が高い」ほど多い
水の中でも紫外線は降ってくる
紫外線は雲である程度さえぎられるので、曇りの日には紫外線が少なめになります。
ですが、紫外線は「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があり、「UV-A」特に雲の影響をあまり受けずに通り抜けてしまいます。また、「UV-B」も80%ほどが通り抜けます。
(参考「KOSEの紫外線ページ」)
場所によっても紫外線の量は変わってきます。ですがここまで気をつけていると移動できなくなってしまいます(汗)
紫外線対策を行なうことで対処した方が良さそうですね。
昼間の時間帯は特に気をつけて
紫外線のダメージを考えると、やはり昼間の時間帯に野外にいるのは控えた方が良さそうです。
もちろんお仕事などで出る必要がある方もいると思うので、そうした方はなるべく日陰でやり過ごしたいところですね。なるべく朝や夕方以降の時間を活用して移動、昼間の時間は仕事や屋内で過ごすことをおすすめします。
紫外線に気をつけて、肌をしっかり守りましょう!