秋の京都のイベントで人気なのが「時代祭」です! 京都三大祭りのひとつにも数えられていて、人気のお祭りのひとつです。
時代祭では華やかな神輿(みこし)を担いだ行列「時代祭行列」が決まったコースを歩きます。各スポットにある「有料観覧席」を申し込むと、ゆっくり見ることができますが、「申し込もうか迷う」ことがあると思います。
個人的には、「有料観覧席は申し込まなくてもいい」と思っています。ここでは時代祭の有料観覧席について紹介します。
京都の時代祭で有料観覧席は申し込むべき?
有料観覧席は2,050円で全席指定です。京都御苑・御池通・平安神宮道の各スポットに席が設けられていて、時代祭行列が通過するだいたいの時間が決まっています。
京都御苑:昼12時ごろ
御池通:午後1時ごろ
平安神宮道:午後2時20分ごろ
有料観覧席はゆっくり見ることができます。平らな場所に席が並べられますが、後ろの席でも列が少ないので後ろの列の席でもしっかり見ることができます。
ただ、時代際行列は夏に開催される祇園祭と違い、一般の人が行列に一緒について見ることが許可されています。そのため、有料観覧席でひとつの場所でゆっくり見るのもたしかに良いのですが、行列についていって各スポットで見るのも十分楽しいと思っています。
あと、有料観覧席は屋根などはないので、もし申し込むなら10月の下旬とはいっても暑さや紫外線対策はしたほうが良いです。また、雨天中止の場合は払い戻しがないので気をつけてくださいね。
個人的には、有料観覧席はそれほどオススメではないと思います^^;
こちらも参考にしてみてくださいね。
時代祭公式ページ:優良観覧席
京都の時代祭をしっかり見るには?
「じゃあ有料観覧席でなくてもしっかり見れるの?」ということなのですが、十分見れます。
まずは時代祭行列のコースをチェックしてみてください。
【要チェック!】時代祭公式ページ:時代祭行列の地図
時代祭行列は京都御所を12:00に出発して、そこから平安神宮に14:30に到着します。
京都御所で見物するなら少し早めの11時〜11時半ごろに行くのがおすすめです。行列に参加する人たちが待機していて、ゆっくり見ることができます。この時間なら空いているので、写真撮影にも良いです。 飾りがつけられた馬も間近に見ることができて楽しいです^^
京都御所はトイレや休憩所もあるので、早めに行っても楽しめると思います。
行列が出発したら、行列が進んでいく順路に沿って歩いていくのが良いです。もしくは先回りして、平安神宮に行くのも良いですね。
有料観覧席と違い、自由に場所を変えて見ることができるので、融通がききやすいです。飽きてきたら場所を変えたり、ちょっと休憩したりしていれば良いと思います(笑)
時代祭行列を見るのに良いスポットは?
時代祭行列がスタートしてからの、見るのに適したスポットも紹介します。先ほどの地図ページを開きながらチェックしてみてください。
・丸太町通り付近(12:00ごろ)
京都御所をスタートした直後のスポット。行列もスタートして間もないので行列も気合いが入っています(笑)ゆっくり通過するので、じっくり見ることができますよ。
・御池通から鴨川を渡るまでのところ(13時ごろ)
コースの中盤くらいの場所ですが、ここは比較的見やすいです。鴨川があって風情も感じられるので、秋の京都を満喫できます。
・平安神宮(14:30)
行列の最終到着点。行列についていくのも良いですが、少し先回りしておくと見るのに良い場所が取りやすくなります。
時代祭は有料観覧席でなくても十分楽しめる
ここでは、時代祭の有料観覧席について紹介してきました。もちろん有料観覧席はゆっくり見ることができるので、それはそれで良いと思います。ただ、チケットの販売業者さんには申し訳ないのですが、めちゃくちゃオススメかというと、少し微妙だと思っています(汗)
行列の出発前に京都御所に行く、コースをチェックして各スポットで待って見物する、もしくは行列と一緒に移動する、それぞれの方法で楽しく見ることができるので、前もって計画を立ててみてくださいね。