10月のお休みの日として代表的なのが「体育の日」です。
ゆっくり過ごしたり、スポーツをしたりして過ごすことが多いと思いますが、ふと「体育の日って、祝日?祭日?」と気になったりします(笑)
そこでここでは、「体育の日が祝日か祭日か」、そもそもの「祝日と祭日の違い」などについて紹介しています。雑学として参考にしてみてくださいね!
祝日と祭日の違いってなに?
まずは祝日と祭日の違いについて紹介します。
祭日:宗教上、大切な祭りごとを行う日。
休日:休みの日。
祝日は「祝日法(正しくは、国民の祝日に関する法律)」という法律にしたがって決められています。体育の日はその中で「10月の第2月曜日」と決められています。
祭日は昔、神社などで祭りごとが行われていた日で、休日となっていました。祭日は「皇室祭祀令(こうしつさいしれい)」という法律によって決められていました。
以前は「祝日と祭日を合わせて休日」とされていました。この時代には祝日と祭日合わせて、「祝祭日」と呼ばれることがありました。
ただ、1947年(昭和22年)5月に祭日の法律だった皇室祭祀令が廃止されました。これによって今は祭日はなくなっていて、祝日のみになっています。
体育の日は祝日と祭日どっち?
上でお伝えしたように、体育の日は「祝日」です。宗教上の祭りごとではないですからね。
もともと体育の日が始まったのは、1964年(昭和39年)の「東京オリンピック」がきっかけです。東京オリンピックの開会式が10月10日に行われたのを記念して、「毎年10月10日は体育の日!」と決められました。
体育の日が国によって祝日になったのは1966年(昭和41年)です。
ただ、2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー」という制度によって「10月の第2月曜日」に変更されました。こうすることで3連休になるので、多くの人にとって嬉しいことだったのですね。
体育の日は日本の祝日法ではどう決められている?
豆知識として体育の日のもう少し細かな点についても紹介します。
体育の日は、上で紹介した祝日法という法律によると
「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」
ことを目的として設けられました。
こうしたことから、全国の色んな場所でスポーツイベントが開催されたり、スポーツ関連の施設では割引料金で利用できたりするところがあります。
日ごろからスポーツを生活に取り入れていると健康に良いです。ただ、仕事や日々の生活で忙しいと、「なかなかスポーツする時間が取れない・・」ということはよくあると思います。体育の日をきっかけにして、たまにはスポーツ・運動・健康について考えてみると良いかもしれないですね!
まとめ:体育の日は祝日! たまにはスポーツをするのもオススメ
ここでは、「体育の日が祝日か祭日どちらなのか」についてや「祝日と祭日の違い」について紹介してきました。
体育の日は「祝日」で、「10月の第2月曜日」です! 各地で色んなスポーツ関連のイベントが開催されているので、時間があれば出かけてみてくださいね! また、スポーツを家族や友人とするのもオススメです^^